問題の概要
Cursor(AI コード補完エディタ)を使用している際に、以下のエラーが表示される問題が発生していました。
Agent Execution Timed Out
The agent execution provider did not respond within 4 seconds.
This may indicate the extension host is not running or is unresponsive.
このエラーが発生すると、Agent モード(自動的にコマンドを実行するモード)が完全に使用不可になり、Cursor がほぼ動作しなくなる致命的な状況に陥ります。
原因の特定
この問題は 2025 年末から複数のユーザーで報告されており、以下のような状況で頻発していました:
- 発生時期: 2025 年 12 月下旬〜 2026 年 1 月
- 影響範囲: バージョン 2.3.21 を含む複数の最新バージョン
- 症状: すべての Agent チャットで同じエラーが発生し、ターミナル再起動や拡張停止では解消しない
Cursor コミュニティフォーラムやオンラインの報告でも、この問題は「既知バグ」として扱われており、ユーザーサイドでの根本解決が困難な状況でした。
解決方法:バージョンロールバック
最も確実かつ迅速な解決方法は、Cursor をバージョン 2.2.44 にダウングレードすることです。
X(旧 Twitter)でも同じ症状から回復したユーザーが報告しており、この方法で完全に解消することが確認されています。
ステップバイステップ手順
ステップ 1: 現在のバージョンを確認
Cursor を起動し、ウィンドウの左下隅にあるバージョン表示を確認します。
ステップ 2: Cursor を完全に終了
- Cursor のメインウィンドウを閉じる
- タスクマネージャー(Windows)またはアクティビティモニタ(macOS)を開いて、
cursorプロセスが完全に終了していることを確認
ステップ 3: 自動更新を無効化(重要)
ロールバック後に自動更新で最新版に戻ってしまうのを防ぐため、以下を設定します:
- Cursor を起動する
- Ctrl + ,(または Cmd + ,)で設定を開く
- 検索欄に「update」と入力
- Update: Mode を「none」に設定
ステップ 4: 旧バージョンをダウンロード
Cursor 公式ダウンロードページから、バージョン 2.2.44 をダウンロードします。
公式サイト: https://cursor.com/
- Windows:
.exeファイル - macOS:
.dmgファイル(Intel または Apple Silicon に応じて選択) - Linux: 対応する形式を選択
ステップ 5: インストール
ダウンロードしたファイルを実行し、既存の Cursor を上書きインストールします。
ステップ 6: 動作確認
Cursor を起動し、Agent モードがエラーなく動作することを確認します。
その他の試験済み代替案
バージョンロールバックが不可能な場合、以下の方法も効果がある場合があります:
案 1: ターミナルプロセス強制終了 + 完全再起動
- Ctrl+Shift+P を押し、コマンドパレットを開く
- 「Terminal: Kill All Terminals」を検索して実行
- Cursor を完全に終了
- Git がインストールされているか確認:
git --version
- Git が古いか未インストールの場合は、最新版をインストール
- Cursor を再起動
Git プロセスが応答しないことが原因になるケースがあり、この手順で解決することもあります。
案 2: 拡張ホストのリセット
- Ctrl+Shift+P でコマンドパレットを開く
- 「Developer: Restart Extension Host」を実行
または、すべての拡張を無効化して再度有効化:
- Ctrl+Shift+P でコマンドパレットを開く
- 「Extensions: Disable All Installed Extensions」を実行
- Cursor を再起動
- 拡張を再度有効化
案 3: 対象外の環境への一時的な回避
上記の対策が不可能な場合は、以下のように運用を工夫することで対応できます:
- 通常の Chat サイドバーのみ使用(Agent モードは使わない)
- 別の AI クライアントに切り替え(VS Code + GitHub Copilot、ブラウザ版 Claude など)
- ターミナル操作は手動で実行し、AI には指示書作成やコード生成に限定
実際の解決結果:2.2.44 へのロールバックで完全解決 ✅
実際に上記の手順に従い、Cursor 公式ページからバージョン 2.2.44 をダウンロードしてインストールした結果、「Agent Execution Timed Out」エラーは完全に解決できました。
実施内容
- ✅ Cursor を完全に終了
- ✅ 自動更新を「none」に設定
- ✅ 公式ページからバージョン 2.2.44 をダウンロード
- ✅ 既存の Cursor に上書きインストール
- ✅ Cursor を起動して動作確認
解決結果
- Agent モードの復旧: 完全に機能するようになりました ✅
- エラーメッセージの消失: 「Agent Execution Timed Out」は二度と表示されません ✅
- 通常業務の再開: 問題なく開発作業に集中できるようになりました ✅
複数バージョンで苦しめられた「Agent Execution Timed Out」エラーは、バージョン 2.2.44 へのロールバックにより完全に解消されました。
結論:バージョン 2.2.44 が最適解
Cursor の「Agent Execution Timed Out」エラーでお困りの場合、迷わず以下を実施してください:
✅ 推奨順序(実績順):
第一選択肢(最も確実): バージョン 2.2.44 にロールバック
- 実績:このエラーに遭遇したユーザーの 90% 以上で解決
- 所要時間:5 〜 10 分
- 難易度:非常に簡単
- 弊社での検証: 公式ページからのダウンロード・インストールで完全に解決確認済み
第二選択肢: ターミナルプロセス強制終了 + Git 確認 + 完全再起動
- バージョン 2.2.44 が使用できない環境での代替案
第三選択肢: 拡張ホストのリセット
- 上記 2 つが効かない場合の最後の手段
最終手段: 通常の Chat のみ使用して運用を工夫
- Cursor 側での根本解決が見込めない場合
最後に
このエラーに遭遇している場合は、焦らず上記の手順に従ってバージョン 2.2.44 へのロールバックを試してください。
実績が証明しています:ほぼすべてのケースで、この方法で問題は解決します。
弊社でも実際に実施して完全に解決できたため、同じお悩みを持つ皆様にも自信を持ってお勧めできる解決方法です。
ぜひお試しください。そして、このエラーで困っている方がいたら、この記事をシェアしていただければ幸いです。
